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2005年3月25日 原発の下請労働者の労災はこれまで隠されてきて、癌や白血病などによる死亡も、なかなか実態が明らかにされてきていない。したがって、昨年8月の関西電力(以下、関電という)美浜原子力発電所3号機の2次冷却水漏洩事故の労災の全容解明に取り組むことは、これからの原発労災解明や対策につながる重要な契機になるものである。 (2)この「定期安全レビュー報告書」で、関電は「1975年から計画的に肉圧測定を行っており、検査したが問題になる減肉はなかった」としていた。この時、国は、何ヶ所か抜き打ち的に測定して、減肉の状況をチェックして、関電の報告書に間違いがないかどうか独自の検査を行ったのか。 (3)表1に掲げた企業ごとに、その社員がそれぞれ何人で、どこで事故に遭遇し、健康調査の結果どんな被害を受けていたのか、明らかにされたい。 (4)さる2月28日の予算委員会第5分科会において、尾辻厚生労働大臣から、「(事故)当日に現地の福井労働局に重大災害対策本部を設置して、福井労働局及び所轄の敦賀労働基準監督署により災害調査を詳細に実施した結果」「(下請ごとの)リーダーへの聞き取りをして確認したと。」「本災害において11名以外の者については被災者がいなかった」「こういうふうにさっき報告をしております」と答弁があった。 (5)5人の犠牲者は気道の火傷による窒息死であっただけに、建屋内にいた全労働者の気管支をはじめ検診を行うことは労働災害に取り組む立場から当然のことである。 (6)労働災害を防ぐための、労働安全衛生に責任を負う管理者は現場にいなかったのか。 |
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2005年3月25日 2004年12月に発生したさいたま市ドン・キホーテ浦和花月店の火災で、従業員3人の方が犠牲となった。この事故は、これまでの大型量販店の火災事故とは異なる問題も明らかにした。ドン・キホーテの店舗(大阪市のパウ住之江公園店など)の現地調査によって、買い物客とそこに働く労働者の安全を守る上で幾つかの問題が浮かび上がってきた。 (2)千日デパート火災の場合、発火現場となったニチイ衣料品売り場周辺の状況について「豊富な内部可燃物を媒体にして瞬く間に燃焼範囲を拡大させ」て次々と高層階へと延焼したこと。「店内装飾が多く」、「大量の衣類が陳列」され「しかも化学繊維を使用した製品が多かった」ために、「煙と有毒ガスが大量に発生した」ことによって、消火活動が困難を極め、犠牲者を拡大したことが明らかにされている。(「大阪消防誌に見る消防史」) (3)家庭用パチンコ機のような重量物が1番上の棚に置かれているが、震災時にはこれが落下して買い物客を傷付けてしまうだけでなく、商品の散乱で、迷路の中から客の脱出はさらに困難な状況になる。建物の耐震構造基準だけでなく、商品陳列に当たっての耐震基準を設けるべきでないか。 (4)ドン・キホーテ内部に「ポルノ・コーナー」が設けられていて、一応「18歳未満の方は入らないで下さい」と書いたビニールの暖簾がかかってはいるが、その内部は性遊具をはじめポルノビデオなどが「圧縮陳列」されている。奈良県の幼女殺人事件などのなかで、無秩序で異常な性情報の氾濫や商業主義のあり方が問題になってきている。こういう時に、子供づれの家族も、子供だけでも出入りできる商業施設で、出入りしやすいポルノ・コーナーを設置する大型商業施設そのものが異常といえる。 (5)風俗営業適正化法第二条6項5号では「店舗を設けて、専ら、性的好奇心をそそる写真、ビデオテープその他の物品で政令で定めるものを販売し、又は貸し付ける営業」と店舗型性風俗特殊営業の定義を示している。 |